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やまぐち「はしっこ」特集

山口県のはしっこで起きた戦争。「馬関戦争」と「四境戦争」

馬関戦争と四境戦争の舞台になった下関、石州口、芸州口、大島口、小倉口を巡りながら山口県のはしっこを一挙紹介!

四境レポート地図

今回のはしっこ特集は、山口県のはしっこでおきた戦争、馬関戦争、四境戦争の史跡を巡るというのを口実に、山口県の東西南北のおいしいものを堪能してきました!
今回は、下関市ー周防大島町(小倉口ー大島口チーム)、益田市ー津和野町ー山口市阿東町(石州口チーム)、光市ー和木町ー岩国市(芸州口チーム)の3つのチームに分かれてレポートします!

小倉口ー大島口チーム(下関市ー周防大島町)

気分はまるで高杉晋作(たかすぎ しんさく)。下関市から周防大島町まで、援軍として駆けつけた高杉晋作の跡を追う
みもすそ川公園の写真

長州藩が、イギリス、フランス、オランダ、そしてアメリカの列強諸国と武力衝突を起こした馬関戦争。海運の要衝である関門海峡を封鎖し、米仏商船に対して砲撃を行った砲台が再現された「みもすそ川公園」からスタートです。
激しい砲撃戦が行われた関門海峡も、今は多くの国籍の船が行き来しています。みもすそ川公園では、修学旅行生が弁当を広げています。平和そのものです。道 路を挟んだ向かい側の関門トンネル人道入口では、「山口どこでも紙芝居」が上演されていました。「山口どこでも紙芝居」は山口県の各地で行われており、こ こ下関市では「源平合戦」が題目でした。特に県外からの観光客の方に人気があるそうで、下関市に行かれた際には、一度鑑賞してみてはいかがでしょう。

雪の関門海峡の写真 晴れの関門海峡の写真

今回の取材でどうしてもしたかったこと。それを実行するために、火の山公園に移動します。
四境戦争の舞台の一つ、小倉口は、高杉晋作と坂本龍馬(さかもと りょうま)という、幕末の英雄二人が共演した場所です。諸説ありますが、その小倉口の戦いで、龍馬は、ある山の頂上から長州藩の戦いを眺めていたそうです。
そうです!火の山公園から関門海峡を見おろし、龍馬の気分を味わおうというのです!(実際には火の山公園からではないのですが)
火の山公園は、瀬戸内海国立公園の一部で、関門橋、関門海峡を挟んで下関市街地と福岡県北九州市門司港を一望にできることから、観光客の方も多い場所です。今日も、季節外れの雪が降る中、県外ナンバーの大型バスが多く止まってます。

寒さに耐え切れずに、龍馬ごっこを早々に切り上げ、お楽しみの食事タイム。第1回のはしっこ特集で下関市に来た時は、フグを食べました。しかし今回は、山口県の名物というより、レポーターの私のオススメ料理を紹介します。

大海老フライの写真

「大海老フライ」です!これオススメです!写真では伝え切れていないのが残念ですが、本当に大きいです!
唐戸市場内にある定食屋さんで食べられるのです。11時を少し回ったくらいだというのに、店内はお客さんでいっぱいです。
当然、他にもフグなど新鮮な山口県の海の幸を食べることができます。
あつあつの海老フライを食べて、体も温まったので、いよいよ周防大島町に向けて出発です!

美東ごぼうのコロッケの写真

四境戦争で大島口は、軍を駐屯させることは不利だとして、小部隊の地元民兵が島の防備に当たっていたといいます。そのため、幕府軍の攻撃に抵抗できずに、苦戦を強いられていました。その援軍として、周防大島に向かったのが高杉晋作です。晋作は海路を使ったのですが、私たちは陸路・中国自動車道で移動です。
途中の美東サービスエリアで、やまぐち写真館のプレゼントにもなった「美東ごぼうのコロッケ」を購入。山口県のサービスエリアは、なかなか充実してます。ここ美東サービスエリアでは、このコロッケの他にも、地元の食材を使った軽食が多く販売されています。

明治百年記念公園の写真

美東サービスエリアから、さらに1時間ちょっと走ると玖珂インターチェンジです。周防大島町へは、このインターチェンジで降ります。
周防大橋を渡って、すぐに左折して20分くらい海岸線を走っていると、右手に古戦場跡が見えてきます。明治百年記念公園という名前で、公園になっているようです。石碑や、戦いの様子を書いた看板などがあり、晋作の活躍も説明してありました。

浄西寺の被弾跡の写真

さらに、海岸線を南下して浄西寺(じょうさいじ)を目指します。
この寺の塀には、幕府軍の砲撃の跡が残っているそうです。
浄西寺に向かう途中には、大島名物のミカンの販売や、星野哲郎記念館、道の駅「とうわ」など、道草したくなる施設がいっぱいでした。アップダウンの多い、 つづら折りの道を20分くらい上っていくと、浄西寺に到着です。ここからの眺望も、火の山公園に負けないくらいキレイなものでした。しかし、遠くに見える海からここまで大砲が届いたとは、さぞや恐ろしかったことでしょう。石垣にも穴が開いていて、砲撃の威力を物語っています。

下関市から周防大島町まで、高杉晋作をまねてやってきたのですが、晋作は船中でいろいろな戦略を巡らせていたのでしょうか。
大島口の戦いの結果として、晋作は幕府軍を撃退するのですが、その行動力と、鮮やかさはやっぱり英雄として語られるべき人なのだな、とあらためて思いました。

周防大島町には今回紹介した以外にも、多くの史跡などがまだまだあります。
訪れた時は、幕末の英雄たちの軌跡をたどってみるのもいいかもしれませんね。

(平成23年3月3日)

石州口チーム(益田市ー津和野町ー山口市阿東町)

維新の十傑の一人、大村益次郎(おおむら ますじろう)が指揮を執った、石州口での戦いの歴史をたどる
萬福寺雪舟庭の写真 萬福寺の写真

四境戦争の一つ、石州口の戦いで長州藩は、島根県の益田市まで攻め入ったといわれています。
最初に私たちが訪れたのは「萬福寺(まんぷくじ)」。ここで戦いが行われたのだとか。「萬福寺」には国の重要文化財があり、その一つに山口県でも有名な雪 舟庭が。。。親近感と違和感を覚えつつ見てみると、さすが、雪舟庭。必要以上に落ち着く。本当に戦いがここで行われたのか?と疑ってしまうくらいです。

岸静江国治の墓の写真

「萬福寺」から少し南の方へ行くと、浜田藩の指揮官・岸静江国治(きし しずえ くにはる)の墓を発見!!この戦争の最後に、仁王立ちで亡くなったといわれている人です。
周囲がひっそりとした場所だけに、仁王立ちで誰かいたらどうしよう…とか、ちょっと怖い思いをしながら石碑を撮ってきました。

津和野の写真

石州口の戦いの指揮を執った大村益次郎は、津和野町を通ってきたらしく、私たちも津和野町へ行ってみることに。益次郎は、素晴らしい軍事的才能の持ち主で、長州藩の軍備の増強や近代化を進め、幕府軍をことごとく撃退したそうです。
その益次郎が石州口へと進軍中、津和野藩は、すんなりと長州藩兵の通過を許したそうです。幕府という巨大な組織を敵に回した長州藩に、津和野藩が同情的だったとか、津和野藩は中立的な立場をとったなど、諸説ありますが、津和野町では戦闘は行われておらず、今も美しい町並が残っています。そんな津和野町は、雪が降っても風情があってすてきな場所。散歩しながら、コイを眺めているだけで癒されました。

阿東牛のハンバーグの写真

津和野町から山口市へは、徳佐を通って帰りました。ここまできたら阿東牛を食べないと!!ということで、積もっていく雪を眺めながら、阿東牛のハンバーグを注文。おいしいお肉のおかげで、外で鼻水たらしてたことをすっかり忘れ、幸せ気分になりました。

(平成23年3月3日)

芸州口チーム(光市ー和木町ー岩国市)

国道188号線を走って和木町へ。山口県の東のはしっこ芸州口へ

最後は、東のはしっこ芸州口のレポートです。目的地は、蜂ヶ峯(はちがみね)総合公園。公園内にある歴史資料館には、四境戦争にまつわる展示品やビデオもあります。

梅大福の写真

出発前、地図を広げて、蜂ヶ峯総合公園までのルートを確認。国道188号線を走るルートが、観光場所も多そうです。
ちょうど梅の季節ということもあり、光市の冠梅園(かんむりばいえん)に寄りました。全国各地から観光客が訪れるとあって、名物「梅大福」も登場。梅にうっとりしながら大福をほおばりました。

四境之役封境之地の写真

花より団子ではなく、花より大福を満喫したあと、国道188号を海沿いにどんどん走って行くと国道2号に突入。山口県東部のはしっこの町、和木町に到着です。新しくできた和木駅のそばを通り、小瀬川を目指して発見したのは「彦根戦死の墓」です。四境戦争の時、幕府軍竹原七郎平(たけはら しちろうべい)ら3人の遺体が、長州側の品川清兵衛(しながわ せいべえ)の手によって葬られ、安禅寺(あんぜんじ)境内にまつられています。
安禅寺を出ると、小瀬川がすぐ流れています。その側に「四境之役封境之地」の碑があります。この地でも明治維新にかかわるさまざまなドラマがあったのだと、感慨深くなります。

歴史資料館の写真

山道をどんどん登って行くと、「蜂ヶ峯総合公園」に到着です。公園内の歴史資料館で、四境戦争にまつわる展示品を見学。
歴史資料館の他に、ここには子どもや大人も、大はしゃぎできるコーナーが盛りだくさん。
回りながらすべる!?すべりながら回る!?面白いすべり台があるほか、ポニーなどの動物たちが出迎えてくれました。
公園の名物の一つ、ミニSLも3月12日(土曜日)からリニューアルします。動力もエンジン式からバッテリー式へと、エコなものになります。ミニSLに乗りながら、園内の景色を見渡すのも楽しいですよ。5月には170品種3,600本のバラが咲き、ローズウエディングもあるそうです。
春になると、和木町の町木のやまももを使ったスイーツも味わえます。

岩国寿司の写真

お腹が空いたところで、ちょっと足を延ばして、隣町の岩国市へ。錦帯橋を眺めながら「岩国寿司」をいただきました。岩国焼のすてきな器の食事で、お腹も心も満足でした!

(平成23年3月3日)