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[第2特集]UJIターンのすすめ 地域社会に役立つセカンドライフを目指して茶の栽培農家へ転身!
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[第2特集]UJIターンのすすめ/地域社会に役立つセカンドライフを目指して茶の栽培農家へ転身!/わたしたちのUJIターン Iターンした人編

宇部市の北部、厚東(ことう)川の上流に位置する小野(おの)地区は県内最大の茶どころ。
近年、高齢化が進み、生産者が減少する中、移住して茶の栽培を取り組んでいる人がいます。
地域社会に役立つセカンドライフを送りたいと、広島県からJターンして9年目を迎える下関市出身の高木雅生(たかぎ まさお)さんです。
今回は高木さんと、高木さんが後継者として雇用して3年目を迎える広島県生まれの柘植宏一(つげ こういち)さん、お2人を迎えた地域の様子をご紹介します!

■Jターンされたきっかけは?

高木さんの写真高木さん 広島の法律事務所に勤めていた時に、無農薬野菜に興味を持ち、畑を借りて作っていました。やがて無農薬・無添加食品を販売する店を知人と3人で経営するようになったのですが、50歳になり、どう生きれば残りの人生を満足のゆくものにできるのかを考えるうち、地域社会にもっと役立つ生き方をしたいと考えるようになって…。そんな時、茶の生産者である取引先で、生産者が高齢になって管理できなくなった茶園が宇部にあると聞いたんです。紹介された宇部市小野茶業組合の井上茂雄(いのうえ しげお)さんを訪ねたところ、就農を考えるなら、まず研修を受けてはと勧められ、広島で働きながら週末や休日ごとに通い、借りる予定の約2ヘクタールの茶園で井上さんから研修を受けました。

■就農を決意した理由は?

高木さん 井上さんと話す中で組合が温かく受け入れてくれると感じたことや、茶の木は生命力が強く、野菜より育てやすいこと。農閑期が4カ月ぐらいあり、もう1つの夢にも時間を使えると思ったのも大きな理由です。私は団塊の世代。若い世代のために何かしたいと考え、講師を呼んでさまざまな社会の問題を学べる場を作りたいという、もう1つの夢があるんです。
  1年間の研修後、財団法人やまぐち農林振興公社の事業を活用して農地を借り、中古の農機具を買って就農しました。妻は当初、自身のライフワークがあることや体が弱いため反対しましたが、「自分は一緒に行けないけれど、やりたいのなら」と理解してくれました。今では広島から積極的に手伝いに来てくれるようになり、うれしいですね!

■柘植さんは高木さんの元で働いて3年目になるそうですね?

柘植さんの写真柘植さん はい。仕事を辞め、自分に合う仕事は何だろうと迷っていた時、知り合いだった高木さんから誘われ、手伝い始めたんです。そのうちに、手をかければ後で結果に表れる、この仕事が面白くなってきて。例えば最初は硬かった土が有機質肥料を入れて深く耕すうちに軟らかくなり、木も強くなっていく。
 でも、それには体力が必要だと今、実感していますし、50代で土づくりから始めた高木さんはすごいと思います。

■就農9年目を迎え、振り返ってみて、いかがですか?

高木さん 1年目、病害虫の付着に気付かずに茶葉を茶工場に運び、組合員の皆さんに大変な迷惑をかけました。また、茶の栽培はどの作業も特にタイミングが大事で、時期を逸すると茶の品質低下につながります。その時は結果が自分にふりかかる厳しさがありますが、いい茶ができた時には充実感や達成感があります。お世話になった組合員の皆さんのためにも中途半端なことはできないし、恩返ししたい。今後は経営面にももっと目を向け、小野の茶を守りたいと思います。

茶摘み中の高木さん夫妻の写真茶摘み中の高木さん夫妻 茶葉の生育状況を確認している写真
茶葉の生育状況を確認

UJIターン成就3つのカギ―高木さんの場合

ススメの1歩何でも相談できる人を探すこと!
仕事のことや地域での生活のことなど何でも相談できる人を探しましょう。

ススメの2歩就農前に研修を受けること!
農業には作業適期があります。それぞれの作業適期にすべき仕事を教わりましょう。

ススメの3歩新規就農者への支援制度を活用!
財団法人やまぐち農林振興公社などの新規就農の支援制度を活用することをお勧めします。

UJIターン支援サイト「見つけて!やまぐちニューライフ」へアクセス 「住み良さ日本一の元気県づくり」に取り組んでいる山口県。
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