やまぐちの島々

日本海の時を忘れた秘島 - 萩諸島 - 萩市
見島(みしま)

面積:7.73平方キロメートル/人口:1,078人(H19.3.30)

見島全景


プロフィール

 本土萩市の北西約44kmの日本海海上にある島で、山口県の最北端の島です。
 朝鮮半島に近いことから、早くから大陸との交易の中継地として文化の流入があったものとみられ、また防人が置かれたこともあります。島内には、こうした島の長い歴史を物語るジーコンボ古墳群をはじめとする史跡が多く残されています。
 島の最北端の「長尾ノ鼻」は、同一場所から、水平線から昇り、水平線に沈む太陽を見ることができる大変珍しい場所です。島の海岸線には、太古の時代から手付かずの玄武岩の断崖絶壁など雄大な自然が残されています。
 島の近海では、大物、小物釣りと季節ごとの釣りが楽しめます。また、クロマグロが釣れることで全国的に有名で、300kgを超える大物が釣れたこともあります。

交通案内

本土との間には1日2往復から4往復の定期船が運航されています。

◎本土側定期船乗り場   萩港 (萩市浜崎)

○10月〜2月(ただし、10月中の土、日、祭日を除く。)
見島→本土 港名 見島発着料金 本土→見島
便 1 2 便 1 2
7:10 13:40 見島宇津 10:50 17:20
7:35 14:05 見島本村 110円 10:40 17:10
8:45 15:15 1,890円 9:15 15:45

※上記期間であっても、定期船おにようずがドック入りした場合は1日2便となります。

○3月〜9月(ただし、ゴールデンウィーク、7月20日〜8月中の土、日、祭日、盆を除く。)

見島→本土 港名 本土→見島
便 1 2 3 便 1 2 3
7:00 10:55 14:30 見島宇津 10:45 14:20 17:50
7:25 見島本村 10:35 14:10 17:40
8:35 12:10 15:45 9:05 12:40 16:10

詳細は、下記へお問い合わせください。

問合せ先 萩海運有限会社(萩市東浜崎町)  0838-25-2040
ホームページ http://www6.ocn.ne.jp/~hkaiun/

 

定期船「おにようず」

ト ン 数: 258.0トン
航海速力: 23.0ノット
旅客定員: 200人


みどころ

萩市指定史跡
宇津観音寺観音堂
全国3か所といわれる正観音を祭っている観音堂の一つです。
お堂は海に突き出た岩の上に設けられており、参拝には断崖に設けられた階段を降りていきますが、目前に開ける観音崎の断崖絶壁と日本海の眺めは素晴らしく、観音堂は「冥土への入り口」と呼ばれています。
8月10日は「千日参りの日」と呼ばれ、この日お参りすると千日分の御利益があるといわれています。この日は弘法大師が彫ったと伝えられる御本尊を拝顔できます。
見島北灯台
(長尾ノ鼻)
ここからは、太陽が、水平線から昇り、水平線に沈むのを同じ場所から見ることができます。全国でも数少ない場所です。
山口県の最北端の地にあたります。
国指定史跡
見島ジーコンボ古墳群
島の南東部の海岸に沿って長さ約300m、幅50m〜100mの範囲に積石塚の約180基の古墳が残されています。
7世紀後半から10世紀初め頃にかけて築造されたといわれており、鉄刀や鏃に混じって、勾玉、帯金具などの装身具、副葬品が出土し、考古学上大変重要な遺跡とされています。
国指定天然記念物
見島のカメ生息地
本村の通称「大池」周辺には、見島がかって本土と陸続きであった証拠とされるイシガメ、クサガメが生息しており、国の天然記念物に指定されています。
見島ウシ産地 見島牛は、和牛の原形をなすもので、朝鮮半島から渡来した当時のままの姿が保たれているといわれています。
戦前の最盛期は500頭程度飼育され、本土へも移出されていましたが、戦後、農業の機械化などにより、31頭まで減少し、種の存続が危ぶまれる状態となりました。
このため、島内に見島牛保存会を発足させるなど、その保護、増殖に努めた結果、現在では約100頭まで増加しています。
古牧台(ふるまきだい)公園 観音平の近くに設けられた公園で、遊具、広場、あずまやなどの施設が設けられています。
公園内には、貝に造詣の深かった昭和天皇が、見島のユリヤ貝を詠まれた歌の碑があります。
「秋ふかき海をへだててゆりやかひのすめる見島をはるか見さくる」
砂見田(さみだ)海水浴場 宇津の定期船乗り場のすぐ北側にある海水の透明度の高い海水浴場です。この海岸では、生きたユリヤ貝が、はじめて採取されたことで有名です。
キャンプ場、海の家食堂もすぐ近くにあります。
キャンプ場利用申込み先:山口はぎ漁協宇津支所(0838-23-3011)
ダイビングステーション
(クラブノア見島)


ホームページ
http://www3.ocn.ne.jp/~noah-m/
見島周辺の海域には、日本海で見られる一般の魚に加えて、対馬暖流の影響により、色鮮やかな熱帯性の魚も生息しており、格好のダイビングスポットとなっています。
宇津漁港の近くにはダイバーのための施設が設けられており、海も平成15年7月からダイバーに開放されています。
問合せ先:株汲ンしま海洋開発(0838-23-5757)
観音平(かんのんびら) 天然の高麗芝が一面に広がった原っぱで、ここから眺める海岸線と日本海は絶景です。
笠石 きのこの形をした石で、ナバ石とも呼ばれ、原始宗教の遺物ではないかといわれています。笠の上に小石を上げると子宝に恵まれるという言い伝えがあります。
穴地蔵 見島では、至る所にお地蔵さんが見られます。

宇津観音堂

ジーコンボ古墳

宇津観音堂

断崖絶壁の上にお堂が設けられています。

ジーコンボ古墳

見島から日本海

キャンプ場

観音平

見島から日本海

キャンプ場

観音平


行事・イベント

鬼揚子(おにようず) 見島では、長男が生まれると、その年末に親戚縁者が集まり畳6枚から8枚分の大きさの鬼揚子(鬼の顔をデザインした大凧)を作り、正月に天高く揚げ、子供の成長を祈るという風習が残されています。
鬼揚子が空高く上がれば上がるほど、その子は元気によく育つといわれています。
今では、鬼揚子は島内のイベントなどの際にも、揚げられています。また、大小様々のサイズのものが、おみやげとして販売されています。
バードウォッチングin見島 見島は渡り鳥の中継地として知られており、日本で確認されている渡り鳥550種のうち290種を見島で見ることができます。
時期的には、4月から5月にかけて最も多くの種類をみることができます。
バードウォッチング大会が、見島観光協会の主催で、毎年4月末の土日に開催されます。
問合せ先:萩市役所見島支所(0838-23-3311)
島びらき 毎年、5月上旬に子ども遊園地周辺(本村港定期船乗り場横)で開催されます。
見島味自慢コーナーや特産品販売、もちまき、たこ揚げなどたくさんの催しがあります。
問合せ先:萩市役所見島支所(0838-23-3311)
海の祭典 毎年、8月上旬頃に宇津砂見田海水浴場でサマーキャンプと併せてビーチバレー、野外コンサート等の催しが行われます。
問合せ先:萩市役所見島支所(0838-23-3311)
クロマグロトーナメント 見島沖は日本有数のクロマグロの好漁場であることから、このクロマグロの釣果を競う「萩クロマグロトーナメント」が、毎年11月ころ、開催されています。
大会では、参加者が2〜5人で1チームを組み、チームごとに釣り上げたクロマグロのうち一番重いものの重さを競います。
問合せ先:山口はぎ漁協宇津支店(0838-23-3011)
 萩市水産課(0838-25-2230)
見島盆踊り 毎年8月14日から16日まで、島内で盆踊りが行われます。
白い布で顔を隠し、各家で作った派手な振り袖の衣装を着、口説きに合わせてゆっくり踊る姿は、いかにも幽霊が踊っているように見えるため、別名「幽霊踊り」ともいわれています。
かっては明け方まで踊り明かしたといわれていますが、現在では、夜の12時頃まで踊り続けます。

鬼揚子

見島北灯台

クロマグロ

鬼揚子

鬼揚子は、子供の健やかな成長を祈って作られます。

見島北灯台

北灯台付近でもバードウォッチングが楽しめます。

クロマグロ

見島沖ではこのように大きなマグロが採れることがあります。


歴史・伝説

観音様の伝説 観音様が見島の宇津に流れ着いた時に、住民が拾って祭ってくれたことから、そのお礼に、見島を米のよく実る島にしてくれたという言い伝えがあります。
見島の民謡 全国各地と船の往来があったため各地の民謡が伝えられ、島内で歌い継がれるうちに、見島独特のものに変わっていったといわれています。主なものには、次のものがあります。
・ションガエー節
・団子節
・コメナデ唄 

みやげもの

日本酒「鬼ようず」、ウニめしのレトルトパック、ウニの瓶詰め、鬼揚子
きゅうり、ウニ

◎本村地区    
  ○ショップみしま    0838-23-3000
     
◎宇津地区    
  ○宇津活鮮魚直売所 0838-23-3011

郷土料理

見島たくあん、ドンブラ漬け、ドウラン漬け、グベ汁(ブベ汁)、セイ汁

やど

◎本村地区    
  ○赤崎旅館 0838-23-3344
  ○岩崎旅館 0838-23-3021
  ○山内旅館 0838-23-2139
  ○旅館ひまわり 0838-23-3315
◎宇津地区    
  ○東旅館 0838-23-3232
  ○弁天荘 0838-23-2054
  ○北国屋 0838-23-2233
  ○民宿みとら 0838-23-2302
  ○民宿東京屋 0838-23-3455
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