やまぐちの島々

多島海に浮かぶ緑の島-柱島群島 - 岩国市
柱島(はしらじま)

面積:3.12平方キロメートル/人口:282人

柱島全景


プロフィール

 岩国港の南東約26qの海上に位置し、多島海の美しい景観の中に浮かぶ島で、一帯は瀬戸内海国立公園の区域に指定されています。
 島内には、多くの神社(柱)が祭られており、これが柱島の名の由来となったといわれています。
太平洋戦争中は、周辺は連合艦隊の泊地とされていました。このため、戦争末期に、島は米軍による空襲を受けるとともに、多くの機雷も投下されました。
 また、島の南側海域で戦艦陸奥(むつ)が原因不明の爆発を起こし、多くの犠牲者を出すなど、太平洋戦争に関するエピソードの多い島でもあります。
 現在では、新鮮な魚や野菜、みかんなどの出荷が活発に行われる農水産業の盛んな島となっています。
島の南端と北端には白砂の浜が広がり、夏季には多くの海水浴客を集めています。

交通案内

本土との間には1日3往復(土日等は4往復)で高速の定期船が運航されています。

◎本土側定期船乗り場   岩国新港桟橋(JR岩国駅からは岩国市営バスで)

柱島→本土
港名
柱島発着料金
本土→柱島
便
1
2
3※
4
便
1 2※ 3 4
6:45
8:50
14:15
16:15
柱島
8:39 10:59 16:08 18:29
6:54
-
14:24
16:24
端島
340円
8:31 10:51 - 18:21
-
-
14:38
16:38
黒島
1,000円
8:17 10:37 - 18:07
7:30
9:28
15:14
17:14
岩国
1,780円
7:40 10:00 15:30 17:30

※の便は、土曜日、日曜日、12月30日〜1月4日、8月13日〜16日にのみ運航されます。

問合せ先 岩国柱島海運株式会社 Tel 0827-22-8786

 

定期船「すいせい」
定期船「すいせい」

ト ン 数:43トン
航海速力:24ノット
旅客定員:96人


みどころ

戦艦陸奥英霊之墓 戦艦「陸奥」は、長門型二番艦として建造され、「大和」、「武蔵」が建造されるまでは世界最強の戦艦の一つに数えられていましたが、柱島沖で原因不明の爆発を起こし、沈没しました。
沈没後に多くの遺体が流れ着いたといわれる「浦庄の浜」には、その遺骨を納めた墓が設けられています。
毎年6月9日には、この墓前で、遺族等が集まり慰霊祭が催されています。
浦庄の浜 島の南西部の約1kmにわたる美しい白砂の浜で、海水浴やキャンプに最適です。また、島の南端から続島に向かって延びる州鼻は、風向きによって洲の形や向きが大きく変化します。
島尻の浜 島の北部の約1kmにわたる美しい白砂の浜で、海水浴やキャンプに最適てす。
柱島城跡 忽那水軍の見張所があった場所といわれていますが、ここからの眺めは絶景で、近辺の島々をはじめ、遠く四国までが一望の下に見渡せます。
賀茂神社 神武東征にゆかりのある神社と伝えられ、神武天皇、五十鈴姫命を祭神とし、他に金毘羅宮、出雲大神など88柱の神々が祭られています。
ハマビシ 島内の砂浜近くで見かける珍しい一年草の植物で、地面をはうように茎を広げ、夏から秋にかけて黄色い花を咲かせます。
全国的に、海岸の護岸工事などで生育適地が減少している上、果実にとげがあるため取り除かれることが多く、絶滅が危惧されている種です。
このほかにも、島内には、ビッチュウミヤコザサなどの他地域では珍しい植物が生育しています。

戦艦陸奥英霊之墓
戦艦陸奥英霊之墓

墓は、島内から陸奥沈没地点を望める位置にあります。

浦庄の浜
浦庄の浜

白砂の美しい浜が約1キロにわたって続いています。

鳴口からの眺望
鳴口(なるこう)からの眺望

晴れた日には周辺の大小の島々が一望の下に見渡せます。


行事・イベント

柱島3島ふれあいツアー 島外の人々に、柱島群島の魅力を知ってもらうため、年に4回程度開催されています。
参加者は、岩国港から柱島への船旅の後、島内でとれた新鮮な農水産物を購入したり島内散策を楽しみ、昼食時には郷土料理が味わえるなど、魅力あふれる島旅を堪能できます。
問合せ:岩国市役所柱島出張所(Tel0827-48-2011)
 

ふれあいツアー
ふれあいツアー

ツアーでは、特産品が格安の値段で販売されます。


歴史・伝説

赤祢武人生誕の地 高杉晋作らとともに奇兵隊を結成し、一時総督となったことで知られる赤祢武人は、柱島の生まれです。後に高杉晋作らと対立し、処刑されますが、遺骨は島内に持ち帰られました。
島内西栄寺には、今もその墓が残されています。
陸奥爆沈 吉村昭氏の著作で、そのタイトルどおり戦艦陸奥の爆沈について書かれた記録文学です。
島の人々、軍関係者などの証言や当時の記録を基に、事件当時の柱島周辺の状況を克明に描きつつ、原因不明とされる陸奥爆沈の謎に迫っています。

みやげもの

ひじき、ゆでぼし大根、柱島たくあん  
ひじき・ゆでぼし大根
ひじき・ゆでぼし大根

郷土料理

さつまみそ 焼魚の白身と味噌をすりつぶして作ります。
ふわ汁 臼などでひいた大豆を布で漉し、その汁を煮だたせ、味噌を加えて作ります。

やど

◎あけみ荘 Tel0827-48-2011
◎高見旅館 Tel0827-48-2405
◎久本旅館 Tel0827-48-2010
◎堀岡旅館     Tel0827-48-2007
◎堀本旅館    Tel0827-48-2006
◎港旅館   Tel0827-48-2022
※食事は各旅館でとれます。
 ただし、事前に予約が必要です。
 

たい網漁船
たい網漁船

柱島では漁業が盛んです。

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