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| 伝統芸能 |
| 古くから伝わる祭や踊りが無形文化財として保存されるようになってきました。地域性が色濃くにじむこれらの祭は、観光の目玉になったり、テレビや雑誌で紹介されることも少なくありません。 各地で開催されている祭の中から、ここでは2つ、歴史のあるものと、ユニークなものを取り上げてみました。 |
| 数方庭祭:すほうていさい(下関市) 長府の忌宮(いみのみや)神社で毎年8月7日から13日までの1週間、毎夜行われる数方庭の神事は1800年の歴史があり、「天下の奇祭」として有名です。1984年(昭和59年)11月には山口県無形民族文化財に指定されました。 仲哀(ちゅうあい)7年(198年)熊襲(くまそ:九州の豪族)を扇動(せんどう)して、新羅(しんら)国の凶酋塵輪(じんりん)(8つの鬼の顔からなる怪物)が豊浦宮(仲哀天皇が設けた仮皇居)に攻め寄せて来ました。これに対し皇軍は大いに苦戦したので、天皇は自ら弓矢をとって塵輪を見事に射落とされました。そして賊軍(ぞくぐん)は退散し、皇軍歓喜のあまり矛をかざし、旗を振りながら石で覆(おお)った塵輪の屍(しかばね)のまわりを踊り狂ったと言われています。後に神功皇后の三韓ご出陣やご凱旋の際にも、この石のまわりで素朴勇壮な舞が行われたと言われこれが「数方庭」の由来とされています。 大正の初めの頃から、従来の小幟に代わって大幟が登場するようになったと言われ、それからは競って大幟を出すようになってきました。最近では、長さ30メートル、重さ百キロという幟もあり、勇壮(ゆうそう)にして典雅(てんが)、“天下の奇祭”と呼ばれるゆえんとなっています。 ○詳しい情報はこちら |
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| 笑い講:わらいこう(防府市) 防府市台道に伝わる、12月初旬に豊作を祈り収穫を感謝する神事です。氏子が榊(さかき)を手に腹の底から大笑いをします。このユニークな神事がマスコミを通 じ全国に知られるようになり、年末の風物詩として親しまれています。防府市指定無形民俗文化財に指定されています。 |
![]() 笑い講 |
| これらの他、行波の神舞(ゆかばのかんまい:岩国市、7年毎の4月)、島田人形浄瑠璃芝居(光市、8月初旬)、周防祖生柱松行事(すおうそおのはしらまつぎょうじ:周東町、8月中旬)、鷺流狂言(さぎりゅうきょうげん:山口市、秋に定期公演)、赤碕神社楽踊(あささきじんじゃがくおどり:長門市、9月10日)、浜出(はまいで)祭(豊北町、7年毎の4月初旬)、住吉神社お船謡(すみよしじんじゃおふなうた:(萩市、8月初旬)などの伝統芸能があります。 | ![]() 鷺流狂言 |
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